渋谷区における実例

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渋谷駅近くの駐輪場 (左,2005.3.30),ストリートパフォーマンスと観衆 (右,2006.8.5)

有料化される前の宮下公園駐輪場。利用しやすいロケーションに加え,ホームレスらがヴォランティアの管理人の役割を担っていた。道路は通行のためだけにあるのではない。時には表現と交流の場ともなる公共空間だ。

渋谷駅附近をはじめ多くの区営駐輪場は無料であった。東京都内,とりわけ都心部の,公営駐輪場のほとんどすべてが有料となっている中では,貴重な存在であった。しかしながら2006年4月,有料化が強行された。この背景には,駐車場機器製造メーカーによる執拗な営業攻勢があった。

宮下公園周辺のホームレス (2005.3.30)

この駐輪場は渋谷駅と宮下公園の間にある。宮下公園とその周辺はホームレスが集中している場所だ。駐輪場に接して生活する彼らは,ヴォランティアのガードマンでもある。


有料化された渋谷駅近くの駐輪場 (2006.8.5)

上の写真と同じ,渋谷駅東北側にある,宮下公園に通じる通路脇を利用した駐輪場。駐輪ラックが設置され,2006年4月,有料化が強行された。


渋谷駅南側の駐輪スペース (2006.8.5)

渋谷駅南側の国道246号線(青山通り〜玉川通り)そいのガード下と,明治通りとの交差点近くに,駐輪ラックを設置することで有料駐輪スペースとした。


恵比寿駅東口 (2006.8.5)

JR恵比寿駅東口のガード下に以前からある有料駐輪場。渋谷区営駐輪場は,区内在住者と区外在住者の定期利用料金の格差が比較的少ない。


広尾駅前 (2006.8.5)

広尾駅は渋谷区と港区の境界に位置する。これは渋谷区側の駅前商店街。自転車でのアクセスが商店利用の利便性を左右する。

(2006.10.)